飛行帽とも言い、昔のパイロットがよく被っていたようです。
上空は気温が下がるため耳当てがあり、ゴーグルを装着するため、ブリムはありません。
クラウンも耳当ても、縦はぎを使います。
縦はぎを参照して、クラウンを
完成させます。
耳当ても、生地の裏にトレースし、同じく1センチの縫い代を取って裁断します。
左右2枚ずつ×裏表で、4枚必要になります。口述しますが、耳当ての先端は、
お好みで工夫してください。上の写真は、カシメでアクセントを付けてあり、
下の図では、先端の片側を丸みのある曲線にアレンジしています。
後の部分を中表に縫い合わせ、アイロンで割り、縫い目から5ミリ程の
所にステッチを入れます。
2枚の耳当てを中表に合わせ、下の部分をぐるっと縫い合わせます。
この時、クラウンに付く部分から2〜3センチ開けておいてください。
後の曲線部分に切込みを入れ、アイロンで割ります。
外表に返し、アイロンで整え、後の曲線部分にステッチを入れます。
まだ縫い合わせてない部分は、アイロンで内側に折り、折り目を付けておきます。
クラウンに縫い付けます。縫い代を後で処理するため、端からではなく
縫い代を除いた部分から縫い合わせてください。
先ほど付けた折り目を使って折り畳み、待ち針で留めます。
耳当ての前の部分とクラウンとの合わせ部分に、ステッチを入れます。
生地同士を中表に縫い合わせてないので、端から1ミリくらいが良いでしょう。
仕上げのグログランリボンを
クラウン周りに待ち針で留めます。リボンはサイズ元(縫い代から1センチ)の
位置に配置します。リボンの輪の縫い代部分は後部の内側に、リボンの縫目が
無い側をクラウン側に来るようにします。リボンの端から1ミリ程度の所を、
ぐるっと一周縫い合わせ、アイロンで内側に倒します。
耳当ての先端部分を、お好みで処理して、完成です。